介護業界の人材不足と採用難は他の業界と比べても非常に苦しい状況と言わざるえないでしょう。
実際有効求人倍率を見ても他の業界と比べても、非常に厳しい原状です。
有効求人倍率って何?という方はコチラをご覧ください。求人難は当たり前!?有効求人倍率とは
特に近年の人材難、採用難はひどくなっています。
よく採用担当者からは「給与が安いから、人が集まらない」というような話を聞きますが、実際に人材難、採用難は給与などの雇用条件が理由なのでしょうか?
介護施設の6割以上が人材不足⁉︎
人材不足と感じている介護施設は60%以上に登ると言われて言います。
逆に余力があると感じているのは1%未満と言われています。
これだけ、業界として人材難なのですから、求人広告などを出しても近隣の同業他社などとバッティングしてしまし、非常に採用は難しいでしょう。
人材難の理由は採用難
これは当たり前のことではありますが、人材難(人手不足)の最大の理由は、採用が難しいからと考えられます。
これは介護業界に限った話ではありませんが、近年問題になっている少子高齢化に伴い、そもそも労働者が減っているという現実があります。
しかも、残念ながら介護業界は率先して働きたいと思われる業界ではありません。
離職率も非常に高い業界です。
ですので離職は多いものの、新しい特に若い方が入って来ず、どんどん人が抜けていくだけ。というのが現状になっています。
■採用ができない理由は「賃金の安さ」と考える採用担当者
採用担当者揃っていうのは賃金がやすいので、求人広告を出しても魅力的に映らないので、人が取れない。
というニュアンスの事を仰います。
そもそも業界の魅力は賃金なのでしょうか?
退職の理由は賃金の安さでは無い
採用担当者に退職された方の理由をお伺いすると、賃金の話が出てくることはほぼありません。
よく聞く理由は3つ
- 家庭の問題
- 体の問題
- 人間関係
家庭の家庭の問題に関しては、配偶者の転勤や子供の関係、親の介護など、対処が難しい理由になります。
体の問題は、ケガや病気など退職せざるおえない状況のためです。本人としては仕事を続けたい状況と言えます。
問題は人間関係です。実はココを改善することで退職者を減らし人材難、人材不足の改善につながります。
人間関係、職場環境のPRが人材採用の大きなポイント
先程上げた退職者の理由のように、介護業界から介護業界に仕事を変える人は
人間関係で悩んだことがある人が多いということです。
このポイントをしっかりと求人広告内に打ち出すことが出来れば、経験者採用も可能となります。
また、他業界でもやはり人間関係で悩んだ経験のある方は多くいるはずです。
そのような方にもアピールポイントとなりますので、給与以外で他業界と勝負することも十分に可能です。
1度自分の施設が他の施設に優っている点や、人間関係はどうなのか?なぜ人間関係、職場環境がいい理由はどこから来てるのか?
など見つめ直してみてはいかがでしょうか?
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