コピーライティングには大きく分けて2種類ある事をご存知ですか?

1つ目がイメージコピーと言い、企業や商品のイメージを植え付ける目的のコピーライティングです。

代表的な物でいうと、「そうだ、京都行こう」や「地図に残る仕事。」などが該当します。

そして、2つ目がセールスコピーで、実際の行動に繋げる目的のコピーライティングです。

例えば、「先着10名!早い者勝ち」や「今だけ10万円引き」などがあります。

求人原稿でも多くのコピーライティングが使われているのですが、どちらの方が効果的なのでしょうか?

 

イメージコピーは無意味

結論からいうと、求人広告においてイメージコピーは無意味です。

そもそも、イメージコピーの目的は将来的なお客様を長い年月をかけ、獲得するために存在します。

「そうだ、京都行こう」は、まさにその代表的な例で、このキャッチを見るたびに、京都を思い出してもらい、いずれ京都に足を運んで頂ければいいな、という思いで作っています。

しかし、求人においては、いつか行動に移してくれたらではなく、今すぐに応募してもらう必要があります。

なので、イメージを植え付けるだけのイメージコピーは全く無意味なのです。

 

転職サイトにイメージコピーが多い理由

転職サイトを覗いてみると、多くの原稿で目立つ部分にイメージコピーが使われていました。

「なりたい自分に出会える場所」

「お客様に寄り添った仕事」

「確かな成長が叶う」

これらは、すべて実際に転職サイトで見かけたキャッチコピーです。

どれも、イメージコピーが使われており、行動を促すためのセールスコピーではありません。

なぜ、セールスコピーの方が科学的にも効果があると分かっているのに、イメージコピーが使われているのでしょうか。

その答えは、作り手がクリエイティブな人間だからです。

クリエイティブな人は、セールスコピーよりもイメージコピーを好む傾向があります。

理由は、その方がお客様からの受けもよく、自分の存在意義も発揮できるからです。

もし、セールスコピーだけでいいなら、クリエイティブな人の存在価値が一気に落ちてしまいます。

それを守る為にも、転職サイトでは沢山のイメージコピーが掲載されているのです。

 

セールスコピーに変えるだけで応募数増へ

これまでイメージコピーを多用していた企業がセールスコピーに変えると一気に応募数が増えました。

具体的にはこんな感じです。

変更前:「明日の未来を変えるシゴト!100年先も続く企業へ◇月収70万円以上!週休二日制」

変更後:「未経験で月収70万以上稼げるチャンス◇年間休日125日&残業ゼロ★時間を大切にしたい人必見」

とにかく、セールスコピーだけを入れ込みました。

「なんの工夫もなく、どこにでもありそう・・・」

多くの採用担当者がこう思うかもしれませんが、科学的にも、実例的にも変更後の方が効果を見込めます。

 

原稿内にも工夫が必要

キャッチコピーをセールスコピーに変えただけでは、まだ不十分です。

セールスコピーに対しての具体的な活用方法を原稿内で説明する必要があります。

例えば、「月収30万円」と言うセールコピーを付けたなら、月収30万円あればどんな生活が可能なのかを詳しく書きましょう。

月収30万円あれば「余裕で車が購入できる」「結婚をして奥さんが専業主婦になっても生活可能」「毎月10万円以上の貯金が現実的に出来る」等々、月収30万円の生活イメージを掴めるようなメッセージを追加しましょう。

人と言うのは、メリットだけを並べられても、それを上手く活用できません。

なので、具体的な活用例を記載し、そのメリットがいかに素晴らしいのかを伝えてあげる必要があります。

 

セールスコピーにしても効果が表れない時は?

イメージコピーを止めて、セールスコピーにしたのに効果が出ない。

また、既にセールスコピーを使っているのに効果が無い。

このような場合、そのセールスコピーが弱すぎるのが原因です。

セールスコピーとは、先ほども説明したように「直接的な行動を起こさせるためのコピーライティング」です。

つまり、行動を起こさせるぐらいのインパクトが必要なのです。

例えば、「完全週休二日制!プライベート重視」を前面に押し出していた原稿があるとします。

今や、ほとんどの企業が週休二日制を取り入れているのですからインパクトはゼロですね。

なので、「完全週休二日制+年3回の大型連休(各8~12日)+平日特別休暇でプライベート重視」みたいに少しでもインパクトを与えられるキャッチコピーに変える事で効果が表れやすいです。

また、キャッチコピーは短くて読みやすい方が良いと思われるかもしれませんが、セールスコピーについてはダラダラと長く書いた方が効果が高い傾向にあります。

理由は、読んでくれる人の割合が下がっても、読んでくれた後の成果率が異常に高くなるからです。

 

以上の事から、イメージコピーよりもセールスコピーの方が求人広告においては優れていると言えます。

もし、イメージコピーを使った原稿を掲載しているのであれば、一度セールスコピーだけを使用した原稿に切り替えてみるのもアリだと思います。

求人のコンサルティングのご希望や、原稿改善、人材採用の方法などが気になる方はお問い合わせよりご連絡ください。