【ピッキング】【チェッカー】【ケアワーカー】【多能工】等々、一般人が見て「なにこれ?」と思うような職種名を付けていませんか?
業界内や社内では当たり前に使われる言葉でも、一般人には全く伝わらないと言う事があります。
理由は、仕事内容が想像できないからです。
知らない職種名が出てきて、興味を持ってくれる人などほとんど存在しません。
多くの場合がスルーされて、閲覧すらしてもらえないのが現実です。
では、どんな職種名を付ければ求職者に見てもらえるのでしょうか?
誰もが分かる職種名を付ければいいだけ
どんな職種名なら見てもらえるのかと言うと、誰もが一目でわかる職種名です。
ピッキング=倉庫内作業
チェッカー=スーパーマーケットのレジ業務
ケアワーカー=介護職
多能工=工事現場作業員
このように、業界人以外でも100%分かる職種名を付ける事で、少なくとも「どんな仕事か分からない?」という事態は回避できます。
それが、回避出来れば閲覧数が増え、結果的に応募数も増えます。
たったこれだけで?と思うかもしれませんが、意外とこれで応募率が改善したという例がいくつもあります。
仕事探しは、選択式から入力式へ
仕事の探し方が、昔と大きく変わった現代では、分かりやすさだけでなく、もっと考えて職種名を付ける必要があります。
これまでは、求人媒体と呼ばれるサイトにアクセスして、そこから自分のやりたい職種を一覧から選び、探していくのが一般的でした。
しかし、今ではGoogle検索にそのまま職種名を入力して仕事を探す人が増えています。
つまり、求職者が検索するであろう職種名を想像しなければならないのです。
例えばピッキングスタッフの場合、倉庫内作業で十分に伝わりますが、検索ボリュームを考えれば倉庫内軽作業の方が、より多くの人に見られる可能性があります。
理由は、軽作業で検索する人が多いからです。
「でも、検索ボリュームなんてわからない!」
多くの人が知らないと思いますが、検索ボリュームは誰でも調べる事が出来ます。
どうやって調べるのかと言うとGoogle広告にある「キーワードプランナー」を使えばおおよそのボリュームが把握できます。
Googleが求人に参入してきた今では、検索ボリュームの多さが閲覧数・応募数に直結します。
キーワードプランナーの詳しい利用方法は以下をご覧ください。
業界用語を使った方が良い場合も!
職種名に業界用語を使うべきではないと言ってきましたが、使った方が良い場合もあります。
それは、経験者だけを採用したい時です。
経験者は、業界用語を知っているので職種名を見ただけで、仕事内容を理解してくれます。
また、ディズニーリゾートの「キャスト」や、USJの「クルー」のようにブランド戦略の一環で独自性のある職種名を付けている企業もありますが、あれは大手だから成り立っているだけで中小企業が真似をしても人が集まりません。
ある程度の知名度が付けば独自性を出してもいいかもしれませんが、それまでは我慢するようにしましょう。
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